阿久津勝哉からのコメント

初めて会ったのは遊気舎でなんだよね。彼、遊気舎に入りたくて突然事務所にやってきたらしく、ちょっとした騒ぎになった、キチガイがきたって(笑)。で、いきなり劇団員ってのもってことで、劇団のお手伝いって形での参加でお互い様子見るみたいなことになったんだけど、結局はマサ的に遊気舎はちょっと違うみたい なことになったらしく劇団員にならず終いだったんだけどね。
前からオレに興味持っててくれたみたいなんだけど、オレが人見知りだから中々最初は彼のことを受け入れられなくてね(笑)。彼とつるむキッカケになったのが遊気舎でオレが作/演出した芝居で、マサは遊気舎のお手伝いっていう経緯からそれの裏方も手伝ってくれたんだけど、なんかそれでオレの作品すごく気に入って くれちゃたみたいで、異様に熱弁振るってたなァー、オレに、この作品の(笑)。オレ、そのアツさに引いちゃったりしててね(笑)。以降、事ある毎になんか電話してきては「勝哉さん、なんかボクとやりませんか?」とか「団体立ち上げましょうよ」とか、挙句には「ボクの今後について相談にのって下さい」みたいなことまで (笑)。マジでウザかったなァ(笑)。それでオレが軽いリップサービスで「なんかするときは声かけるから」って言っちゃったらこの後からがまたすごかった(笑)。
フランケンシュタイナーが今あるのはマサの情熱によるところがデカいよね。彼の情熱にオレが折れた感じですよ(笑)。頼りないとこありますけどオレは信頼してますね、彼のこと。基本的にオレは人のことを信用しない人間なんですけど(笑)、本当にマサとはいろいろな苦楽を共に越えてきたんでね、戦友っていうんで すかねェ? そんな感覚は彼に対してすごくあるよね。オレの片腕としてよくやってくれてると思うし。大変そうですけどね、オレからは叱られて下からは突き上げられて(笑)。まァ、中間管理職だから仕方ないんじゃないんですか? なんてったってこの団体の副ボスですから(笑)。
彼はなんか豆っぽいんだよね(笑)。キャラ的にインパクトに欠けるんで、フランケンシュタイナー立ち上げるにあたって芸名つけたらどうだみたいな話になってさ、それでオレが『村西豆』にしたらって薦めたんだよね(笑)。ちょっと考えますって言われて数日後に電話で申し訳なさげに断られた(笑)。彼、パンク好き でラモーンズのTシャツとかよく着てたんで、じゃーラモーンズに習って『村西ラモーン』にしろって言ったらそれも数日後にヤンワリ断られた(笑)。
お笑いが好きなんだよね、彼は。芸人のこととかすごく詳しい。テレビとかでよくチェックしてビデオに撮り溜めしてるみたいですよ。あと、いろんなことに影響されやすいんだよね。本が好きでよく読んでるみたいだし、テレビもよく見てて、すぐそういうものに面白いほど影響されてる(笑)。なんか酷く情報に飢えてる って感じがする人間なんだよなァー。基本はすごく内向的なヤツ。淡路島の、それも山の上にポツンとある一軒家で育ったらしいからその周りから隔離されてるっていう環境からかもね。本が好きでテレビっ子っていう部分も。そんなだから頭の中にエラい自分の面白妄想世界を持ってて、オレもひとりっ子だからひとり遊びは得意 で、自分で自分の妄想世界で楽しめるクチなんでね(笑)、彼とは妄想話だけで何時間もしゃべれる(笑)。こんなだから彼と劇団の大切な話しなきゃならないってときも妄想話に脱線しちゃうことが結構あって全然進まないときとかあるなァ(笑)。あ、それと関係ないけど若い頃のオレの容姿に似てるね。